普通のガムを噛む男性とニコレットの画像

煙草の代わりにガムを噛んで誤魔化すのは常套手段と言ってもいいぐらいベタですよね。ニコレットは禁煙の補助に特化したガムなので普通のガムと違い試してみる価値があります。

悪夢にうなされないために守るべきニコレットの規則

タバコは、煙の中に様々な有害物質を含んでいることが明らかとなったために、公的な空間のほとんどは全面禁煙を実施しており、喫煙者にとっては非常に肩身の狭い状況となっています。このために、多くの人が禁煙にチャレンジするのですが、かなりの確率で失敗してしまいます。それは、タバコにはニコチンという中毒性の強い物質が含まれているからです。

ニコチンは、脳内のアセチルコリン受容体と結合してドーパミンを分泌させるという作用があるので、一時的にはゆったりとした気分になります。しかし、ニコチンが体外に排出されるに従い、今度は不快物質が分泌されるので、イライラとして落ち着かない精神状態となってしまいます。

このニコチンの中毒性を利用した禁煙の方法が、ヨーロッパで考案されたニコチン置換療法です。ニコチンをタバコ以外の方法で補給する代わりに禁煙するという内容で、タールなどの有害物質から離れることを目的としています。このニコチン置換療法をベースとしたアイテムが、外用タイプのニコチンパッチと内服タイプのニコレットです。

ニコレットは、ガムの中にニコチンを配合した指定第2類医薬品で、歯茎にはりつけて口腔粘膜からニコチンを補給するという利用法です。これにより、タバコを吸わなくても平気になるので、まずは煙による健康被害からは解放されることになります。また、口腔粘膜からのニコチンの補給は、肺喫煙と比較するとアセチルコリン受容体への作用には時間がかかるので、徐々にニコチンへの依存も軽くなっていきます。

なお、ニコレットは1個で30分から1時間と数分で消費するタバコよりは長持ちしますが、いつまでも口の中に入れておくことは適当ではありません。特に、そのまま寝てしまった場合は悪夢にうなされる可能性があるので、規則を守っての使用を心がける必要があります。